法律・制度

経済産業省による持続化給付金とは?

持続化給付金についてまとめてみました。今回は、中小企業・法人・小規模事業者向けです。

個人事業主・フリーランス向けにも持続化給付金は支給されます。個人事業主・フリーランス向けの記事はこちら

持続化給付金とは?(個人事業主・フリーランス)向け 助成金・補助金

要点 2020年4月15日

・持続化給付金は資本金10億円以下の中小企業・法人・小規模事業所は最大200万円受け取れる

・申請時期はまだ決まっていない。5月以降になりそう。

・申請方法は基本的に電子メイン、窓口も設置する予定。

・受け取るには今年の売り上げが前年度の同月比50%以下の月が1か月は必要。

・申請に必要な書類(中小企業・法人・小規模事業所の場合、法人番号・2019年確定申告書類の控え・2020年の減少月の帳簿)

参考サイト 経済産業省 ホームページ https://www.meti.go.jp/covid-19/index.html#90

持続化給付金とは?(個人事業主・フリーランス・法人・企業)

持続化給付金とは、新型コロナウィルスの感染拡大によって大きな影響を受ける事業者に対して事業の継続を支えるために行われる給付金のことです。

持続化給付金の対象(中小企業・小規模事業所・法人含む)

・新型コロナウィルスの影響によって売上が前年同月比で50%以上減少している物。

資本金10億円以上の大企業を除く、中堅企業・中小企業・小規模事業者・フリーランスを含む個人事業者を広く対象とする。

 

持続化給付金の給付額

法人は200万円上限   個人事業主は100万円の上限

※上限は、去年1年分の売り上げからの減少分を上限とする。

※の計算方法  前年の総売り上げ(事業収入)-前年同月比が50%を切った月の売り上げ×12=●●●円

↑の前年同月比が50%を切った月の売り上げは、2020年1月~2020年12月までで任意に選べるようです。

持続化給付金の給付額の計算

これを個人的な解釈で計算してみました。※この計算があっているかはわかりません。もし正確に知りたい場合は経済産業省のホームページから問い合わせましょう。

とある法人A

去年の総売り上げ5000万円 2019年4月の売上が500万円あった。2020年4月はお店を半月休業して売り上げが200万円になった。

去年の4月と今年の4月では売上が40%に減少した。売上が減少した月は2020年度なら任意に選べる模様です。

前年の総売り上げ5000万円ー(今年の4月の売上200万円×12)=5000万円ー2400万円=2600万円

減少額が2600万円になり、満額200万円が支給される?

持続化給付金の申請はいつから?どこで?

・申請期間

2020年4月15日現在、持続化給付金の申請は、まだ始まっていません。

申請は、令和2年の補正予算が決まってからなのでもう少し時間がかかりそうです。補正予算が成立して1週間後くらいからを申請開始の目途にしているようです。

補正予算の成立はいつ?余談ですが、補正予算は4月7日に閣議が決定しました。その後審議されて成立するまで早くて1か月以上かかると思います。今回のような非常事態なのでもっと早く決まる可能性はありますが、だいたい2~3か月くらいで決まる感じです。少なくとも5月半ばにはなるかなと思っています。緊急時ですが、時間がかかりますね。

・申請方法

経済産業省ホームページには、基本的に電子申告によって迅速に対応することが書かれています。尚、電子申告が無理な方ようの窓口もできるようです。こちらもまだどこでという記載は書かれていません。

持続化給付金に必要な書類

中小企業・法人・小規模事業所の方が持続化給付金の申請に必要な書類

・法人番号

・2019年の確定申告の書類

・2020年の売上が減少した月の帳簿(様式は問わない)

以上が必要となりそうです。実際に支給されるのは早くて5月末?遅かったら7月くらいになるかもしれませんね。補正予算の進行状況に注目が必要です。

2020年4月15日現段階での情報なので、情報が新しくなれば更新する予定です。

この記事は経済産業省のページと、中小企業省のページをまとめました。

 

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